界面活性剤とナノ粒子。私なりの結論



 界面活性剤とナノ粒子。本当に避けるべき物質なのでしょうか?



去年からの持ち越しで、
界面活性剤(乳化剤を含む)とナノ粒子について、
ほんとーーーーに悪いのか、
そして悪いのであればどう悪いのか……を調べていました。

で、ようやく私なりの答えが出ました。

どっちもどうしても避けなくちゃいけないほど、
悪くはない。


まず界面活性剤について。

よく言われる
「ラウリル硫酸ナトリウムには発ガン性がある」
「経皮毒として体内に蓄積されて体の不調の原因になる」
これらは所謂「トンデモ科学」「ニセ科学」であり、
スケアー・タクティクス(怖がらせ商法)でしかない。

確かに物質によっては肌に吸収され、体内に入ります。
でもそれらは静脈に吸収され、肝臓で代謝され腎臓で排泄されるので
体内に蓄積されることはないのです。

もちろんラウリス硫酸ナトリウム(SLS)は肌にとっての刺激物ですので、
肌が弱い場合は避けた方が無難。
でもこれは「肌荒れの原因になるから避けた方が良い」だけであって
「健康を害する恐れがあるから避けた方が良い」というわけではないのです。

水とオイルを馴染ませ、クリーム状にする働きを持つ乳化剤。
これも界面活性剤の一種で「肌のバリアを壊す」と言われています。

私は疑い深くできてますので(笑)この記事を読んでから
ピンポイントで研究している資料を探しているのですが、
信頼できるレポートは未だに見つけることができません。

英語のサイトをよく見ているのですが

自然由来でも純ケミカルでも、界面活性剤は『油』であれば皮脂だろうが
メイクだろうが汚れだろうが何でも落とす=皮膚バリアを壊す」という
記事はよくみかけます。
マザー・ウェル代表、Drラスキュレインも同じことをコメントしてくれました。

でもこれは石けんやシャンプー、クレンジングに使用されている界面活性剤の話。

ファンデやコンシーラー、アイシャドウなど
 メイクアップアイテムに使用されている「乳化剤」に触れている記事は
見かけたことがありません……
これって「ミネラルオイルは化粧焼けの原因になる」と同様、
日本でだけ言われているある種の都市伝説なのか。
それともこっちの人は細かいことは気にしないだけなのか(^^;

クイントエッセンシャルサンスクリーンの成分が近々変更になります。

新フォーミュラは抗酸化力、ウォータープルーフ力を高めたそうで、
旧フォーミュラよりも配合成分が大幅に増えました。
成分リストの中に乳化剤(トリ(カプリル酸/カプリン酸/ステアリン酸)グリセリル)が。

ちょうどタイムリーだったのでZoeに質問してみたところ:

乳化剤は使い心地の良いクリームを作る上で、不可欠な原料なのよ。
『乳化剤は良くない』というのは、
多くの乳化剤はケミカル原料だからじゃないかしら?

私が納得できるくらいナチュラルな乳化剤を作っているメーカーは少ないからね……

小さなコスメメーカーは安価なレシチンを代用している場合が多いけど、
いいプロダクトを作るにはレシチンだけでは満足なものはできないし。

「乳化剤が肌バリアを壊す」というリサーチは見かけたことがないから、
私も探してみるわね

Zoeが気にしているのは「ケミカルか自然由来か」というポイントだけでした。
やっぱりこちらの人は聞いたことがない説なのか……

私はコスメ作りには明るくないのですが、
例えばファンデーションを作るために使う
界面活性剤(=油と水を混ぜ合わせる役目)の量と、
シャンプーやクレンジング(汚れを落とす役目)に使われる界面活性剤の量。

これはどう考えても違うので、
同列に「界面活性剤はバリアを壊す」とは言えないのでは?と思うのです。
壊す力の強弱というか……

そしてファンデーションであれば、界面活性剤(乳化剤)と同時に、
肌の保湿やバリア補正強化させるキャリアオイルなども入りますよね?
そうなると壊すのと作るのと、どちらの力が強いのか……という話になるのでは。

どなたか専門知識のお持ちのかた、ご説明いただけると助かります m(- -)m

そして行き着くのは
安全でバリアも(それほど)壊すことのないケミカル(植物由来だろうがなんだろうが、厳密に言えば乳化剤は化合物です)を使った使い心地のよい商品」がいいのか
それとも
安全で100%ケミカルフリーだけど、使い心地に不満の残る商品」がいいのか

……まあ、好みの問題ですね(爆)

納得できるレポートを引き続き探しつつ、
同時に乳化剤(トリ(カプリル酸/カプリン酸/ステアリン酸)グリセリル)配合の
クリームコンシーラーの発売準備もしています(笑)

ナノ粒子についてはまた後日。
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