フリーラジカル(活性酸素)は肌の大敵。やっつけるには……



老化に深く、ふかーく関係しているフリーラジカル




最近日焼け止めを調べていても、
MMUを調べていても必ず見かけるこの単語……

わかっているようで実はよくわかっていないので(^^;
ちょっとじっくりと調べてみました。


フリーラジカル(活性酸素)ってなに?


リンゴの皮をむいてそのままおいておくと、茶色く変色する。
お豆腐をそのまま出しておくと腐っていく。
ブリキにペンキを塗らず、そのままにしておくと錆びが出てくる。

これすなわち「酸化」です。

この世にあるものすべての物質には原子が存在します。
その中心には原子核があり、周囲を各物質ごとに
決まった数の電子がくるくるとまわっています。

「酸化」が進むということは、
この電子の数が減り不完全な原子になってしまうということ。
フリーラジカルとは
電子が揃っていない、不安定な原子や分子」のことです。


過激派フリーラジカル、活性酸素


フリーラジカルの中には完全な状態に戻ろう!とする過激派がいます。
これが「活性酸素」です。
(これにも色々種類があるのですが、ここでは深く踏み込まないことにします)

活性酸素についてわかりやすく、
そして気持ち悪く(笑)言い換えると……

怪我で右腕をなくしてしまったAさんは考えました。

私の右腕なくちゃったから、
Bさんの右腕もいでくっつけちゃえばいいじゃん♪


そして実際にBさんの右腕をもぎ取り(怖)
自分の体にくっつけようとします。
でも接着剤だか何だかを使って例えくっついたとしても、
体全体にダメージを与えていることには変わりありませんよね?

そしてAさんに右腕をもぎとられたBさん、
Aさんと同じことを考えるわけです。

私の右腕なくちゃったから、Cさんの右腕もいでくっつけちゃえ

……このフリーラジカル生産の連鎖反応がどんどんと進み、
ダメージのある原子が体内で増えていき、タンパク質や脂質、
核酸(DNA)などと反応してしまうのです。

フリーラジカルの攻撃ターゲットになりやすいのが
多価不飽和脂肪酸。

フリーラジカルに右腕をもぎ取られた脂肪酸はグレてしまい
「過酸化脂質」という悪い脂質に変化してしまうのです。

過酸化脂質は更に強い連鎖反応を生み。
細胞膜に埋め込まれているコレステロールやタンパク質も
悪の道に引き込んでしまいます。

フリーラジカルは肌老化の一因でもありますが、
それよりももっと深刻な、体の老化や生活習慣病や
癌などの発病にも一役買っていると言われています。


活性酸素がシワを増やす?


ちなみに活性酸素が肌に与える影響で
一番大きいのはシワです。

肌を支えるコラーゲン(ベッドで言えばスプリング)、
弾力を保つエラスチン(クッション部分の落ち綿やスポンジ屑)、
潤いを保つヒアルロン酸などを破壊してしまうのです。

活性酸素は生きて動いているだけでも発生するので
(更に老化とともに増加します)、
全く発生させないことは生きている限り無理なのですが(^^;
最小限に抑えることもできます。


活性酸素の発生を抑えるにはどうしたらいいのか……


答えはご存知抗酸化物質です。

植物の光合成に欠かせない太陽光ですが、
紫外線量が多過ぎると植物にとっても害となります。

そのため、植物には活性酸素から身を守る化学物質が多く含まれています。
これが抗酸化物質です。

ありがたいことに、植物が作り出した抗酸化物質は
私たちの身体に取入れても、同じ働きをしてくれます。

人間にも元来活性酸素に戦うための
「抗酸化酵素」が備わっているのですが、
植物の抗酸化物質とタッグを組むことで
酵素の働きを活性化させることができるのです。

では実際にどの食べ物を摂ったらいいの?ということですが……
答えは皆さん既に知っていると思います。

野菜や果物を満遍なくたくさん食べること

コレに尽きます(笑)

パスタを作るのならばクリームソースはやめて、トマトソースにする。
炒め物のお肉を減らして、野菜を増やす。
おやつにクッキーやケーキではなく、果物を食べる。

……これまでに必ず、どこかで読んだり聞いたりしたことがあるでしょう??
 http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000213.html

野菜や果物を食べるならオーガニックを!とか
神経質になる必要はないと思うのです。

もちろんオーガニックの方がいいとは思いますが
「野菜や果物を満遍なくたくさん食べること」は
一生続けて行かなくてはいけないこと。
経済的にキツいと続きませんからね。

果物や野菜の残留農薬も、
経皮毒的「スケア・タクティクス(怖がらせ商法)」の色が濃いように思います。

オーガニックの方が栄養分が高いという研究結果も出ていますが、
同時に「変わらない」という結果も出ていて、
まだまだ白黒はっきりしていないのですから……

http://nouyaku.net/situmon/kotae1.html
http://nr.nikkeibp.co.jp/report/interview0808/index.html

紫外線から体を守る為に日焼け止めを使うこと。
フリーラジカルの発生を促すタバコを止めて、
ストレスを溜めない暮らしをすること。

やはり何が原因かを知ること、そして心がけることが大切なようです。


<2015/7/2 加筆訂正 >
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