人工香料を避けて欲しい理由 - 不妊との関係、そして大切な子供を守るために




今一番避けるべき成分、人工香料

先日お客様より、ケミカルフリー香水に関するお問い合わせをいただきました。その中の一言が気になったのです。

香水(人工香料)を何十年もたっぷりとつけた人が、皆ガンになっている訳でもないですし

うーん、ガンももちろんそうなのですが、私最近ホモサピエンスとして(笑)もっと気にすべき悪影響があると思うのです。


人工香料と不妊の関係、そして胎児への影響


それは不妊や胎児への影響です。
もちろん不妊の原因はそれだけではありません。晩婚化やストレスの増加など、色々な要因が複雑に組み合わさっているでしょうけれども、内分泌質に悪影響を与える化学物質の利用増加もそのひとつと言えるのではないでしょうか。

過去50年間、多くの国で男性の精子量はどんどん減少してきています。1960年代、不妊カップルは全体の7~8%だったのが今では15~20%にも増えています。

これら不妊トラブルが増え始めた時期とインスタント食品、シャンプーやコンディショナー、 洗剤、消臭剤……挙げればキリがありませんが、 人工香料を含む化学物質を使用した生活用品が増えてきた時期は見事に一致していると言われています。

人工香料が使用されているのは香水やシャンプーなどコスメ類だけではありません。消臭剤や洗剤、柔軟剤など数え切れない程の商品に使用されています。


おなかの中で内分泌撹乱物質に晒される赤ちゃん


中でも「人工麝香(じゃこう/ムスク)」。
これは内分泌撹乱作用が指摘されている香料の代表的なものですが、 ヒトの脂肪や母乳からも(!!)検出され、 更には胎盤を通り胎児に移行することも判明しているそうです。
赤ちゃんはおなかにいるときから、内分泌撹乱物質に晒されているということになります。

多くの生殖器の奇形や異常は、形成中に起こります。この時期、この器官はホルモンのシグナルにとても敏感で、内分泌撹乱物質はたやすくこのシグナルの邪魔をするのです。またいくつかの化学物質はエストロゲンの生成を妨げます。これが女性の乳がんの発症を促し、また女児の早期の胸の発育や、早く初潮を迎える原因ではないかとも考えられています。


人工香料は体内に直接取り込まれます


人工香料が怖いのは、皮膚からの浸透ではなく香りの粒子が直接体内に取り込まれる点。
そして更に「長時間香る」ということは 長時間継続的に有害な物質を吸い込み続けている、ということです。

ケミカルフリーコスメ道に踏み込んだ人は、少なからずケミカル原料が体に与える悪影響を気にかけているはず。「SLSやナノ粒子が皮膚を浸透して体内に入る」などという怖がらせ商法に近い、実証されていないことよりも人工香料が体内に入ること、そして某かの影響を与えることは実証されているのです。



赤ちゃんに必要なのは、人工香料まみれのフワフワタオルじゃありません


私最近思うのですが、コスメは氷山のほんの一角に過ぎないんじゃないかな、と。
本当に原料をよくみて、吟味すべきアイテムは一度使用したら長く香りが漂うもの……香水やお部屋の消臭剤、芳香剤、洗剤、柔軟剤のように思います。

大切な赤ちゃん、子供達に必要なのは人工香料たっぷり、ケミカルたっぷりの柔軟剤や洗剤でフワフワになったタオルではなくケミカルを含まない、安全なタオルではないかしら。オーガニックコットンのベビー服も、毎日人工香料たっぷりの洗剤で洗っていたら何の意味もありません。

妊活中の女性、妊婦さん、お母さん。
宝物を授かるために、大切な子供たちのために、食べ物など気をつけているかと思います。

でも「香り」はどうですか?





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