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ココナツオイルの大ウソ? 【危険!NZ心臓協会が警笛】

ココナツオイル、中鎖脂肪酸には分類できません



世界中で大ブームを巻き起こしているココナツオイル。

中鎖脂肪酸なので消化吸収が速く、
また、直接肝臓に運ばれ素早く分解されてエネルギーとなる痩せるオイル。
からだにいいオイル、
コレステロール値を下げるので心臓病予防に効果的と大評判です……

が、ホントにそうなのでしょうか?

私の中では:

 ココナツオイル
 ↓
植物性油脂で唯一の飽和脂肪酸オイル(それも95%)
 ↓
無条件で避けるべし

という公式が出来上がっていたので、
このブーム、初めから疑ってかかっていたのです(^^;


NZ心臓協会がココナツオイルブームに警笛


昨年NZ心臓協会がこんな表明を発表しました。

毎日の料理に使用する植物油としては勧められない。
これまで通り不飽和脂肪酸の植物油脂を使用するべき

同時にNZの油脂/脂質研究第一人者、
Laurence Eyres博士がNZ心臓協会の依頼により
アカデミック資料「Coconut and the Heart 」を発表したのです。



ココナツオイルはその飽和脂肪酸の高さから、
これまで積極的に摂取することを勧められることはありませんでした。

ところが世界的なココナツオイルブームが起こり、
販売者は多くの学術研究結果を示し、その効能を声高に語っています。

ココナツオイルに関する研究の多くは
ほとんどが動物実験からの結果であること、
そして中鎖脂肪酸に関するものであることに注目しなくてはいけません。

人体を使った、優れたココナツオイルの研究はとても少ないのです。

更に中鎖脂肪酸についての解釈に誤り、
もしくは事実ではなく単なる想定が多々見受けられます。

まず第一に、ココナツオイルが含んでいる中鎖脂肪酸は極々少量
従ってココナツオイルを中鎖脂肪酸には分類できません

中鎖脂肪酸のリサーチや効用をココナツオイルの効用として
提示することは適切ではないのです。



ココナツオイルの実体

  • ココナツオイルの主要脂肪酸は中鎖脂肪酸でなく、ラウリン酸です。
    一般的に商業用に生産されている中鎖脂肪酸(サプリなど)は
    大部分がカプリリック、カプリル脂肪酸で構成されています。

  • ラウリン酸は体内で長鎖脂肪酸と同じように消化や代謝されます
    消化吸収が速く、また、直接肝臓に運ばれ素早く分解されて
    エネルギーとなる中鎖脂肪酸とは異なるのです

  • ココナツオイル中のトリグリセリド(脂質の一種)は中鎖脂肪酸の
    それよりも大きいので、働きや影響も異なります


「コレステロール、心臓疾患に効果的」も疑問だらけ


ヒトを使ったココナツオイルの研究は本当に少ないのです。

その数少ない研究の中で、ココナツオイルは
全ての血中コレステロールを上げることを示しています。

更にその中のいくつかの研究では
総コレステロール値と善玉コレステロールの割合を悪くする、
反対に良くする、相反する結果が出ているのです。

更に6つの実験中
3つはココナツオイルと不飽和脂肪酸のトリグリセリドに
大きな違いは見つからず、
2つの実験ではココナツオイルはトリグリセリドを増やす結果が、
そして1つは減らす結果が出ています。
 
他の油脂とココナツオイルを比べると、
ココナツオイルはバター程コレステロールを増やしません。
 
でも飽和脂肪が少ない他の植物オイルと比べると、
コレステロールを格段に増やします。

 ココナツオイルの心臓病への効果を謳っているものの中で、
しばしば「ココナツオイルの消費量が多い南太平洋の島々やスリランカ、
インドなどでは心臓疾患が少ない」と述べているものがあります。

南太平洋の島々ではココナツの消費は多いです。
が、彼らはココナツの実を食べたり、ココナツミルクを飲むのであって、
ココナツオイルは肌や髪に使う、外用としてしか使いません。

また確かに心臓疾患は少ないかもしれませんが、
これは彼ら元来のライフスタイルによるもの。
西洋的な食事ではなく、フルーツや野菜、魚を多く食べています。

スリランカ、インドに至っては
「ココナツオイルのおかげで健康である」という確固たる証拠はありません。
それどころかスリランカの心臓疾患率はとても高いのです。

確かにバターよりはいい選択かもしれません。
「たまに使うオイル」としては構いませんが、
毎日使うオイルとしてはお勧めできません。

Coconut and the Heart (NZ Heart Foundation)
Q & A Coconut Oil and the Heart (NZ Heart Foundation)


結論:残念ながら「魔法の油」ではありませんでした


いやいやいや……やっぱりか(^^;
ココナツオイル、魔法の油でもなんでもありません。
どちらかと言えば「避けた方がいい食用オイル」に分類されます。

コレステロールとか心臓病とか関係ない人が摂る分には
恐らく毒にも薬にもならないと思います。

でもそろそろコレステロールも気になる……と言う人は
危ないかもしれないココナツオイルよりも
総コレステロール値を下げる効能を認められている
サイリウム・ハスク(オオバコ)を摂るとか
(便秘の方には一石二鳥)
納豆食べるとか 、食生活の見直しとか、
キッチリと効果が証明されているものを選ぶべきだと思うのです。

ダイエット効果に関しても、ココナツオイルを使った研究で
一日大さじ2杯のココナツオイルを摂ったグループ、
一日大さじ2杯の大豆オイルを摂ったグループ、
どちらも一ヶ月で1kgやせた、との結果がありました。

でもこれ、オイルを摂るのにプラスして
適度な食事制限とウォーキングもしていたそうで……

これってオイル関係あるの?と(^^;


もちろんこのDr Eyresのレポートには
反対意見もあちこちで見受けられます。

このレポートは心臓関係に焦点を絞って書かれたものですが
(そりゃ心臓協会に依頼されて作成したのだから当たり前ですけど)
他の疾患、アルツハイマーや免疫強化について書かれていない!とか。

確かに他の疾患には多少なりとも効果があるのかもしれません。
でもやっぱり、これを飲むだけで治る、痩せるというような
魔法のアイテムはこの世の中に存在ないと思うのです。


それにしてもこれだけココナツオイルブームが広がり、
大きなビジネスになってしまったら
ココナツオイル祭りはまだまだ終わらないでしょうね……






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