世界一ホンキでふざけてる?!ニュージーランド航空、機内安全ビデオ


ロクでもない天気の週末。

外に行けずストレス満載の息子。
そしてその息子からエンドレスで「戦うぞ!」と挑み続けられ
いい加減嫌気がさしてるおっちゃん。



そんな2人が雨の中どこかへ出かけ、ようやく静かな時間到来です。
(ありがとうおっちゃん)

自然の楽園ニュージーランド、
雨が降るとホントにやることありません(爆)


ニュージーランド航空の機内安全ビデオ


毎回凝りに凝った機内安全ビデオを発表するニュージーランド航空

2015年ラグビーワールドカップに先駆けた今年8月、
南半球4国(南アフリカ/オーストラリア/NZ/アルゼンチン)の
ラグビー国際リーグ戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ開催に合わせ、
NZ代表オールブラックスを起用した機内安全ビデオを発表しました。

それもメン・イン・ブラックのパロディで!

まずはご覧下さいませ。





クオリティの高さ、そして遊び心に脱帽。

まず最初に登場するエージェント
主将、Richie McCaw(リッチー・マカウ)と
最優秀選手 Dan Carter(ダン・カーター)。

新聞読んでる管理人(?)のおっちゃんは総監督、
Steve Hansen(スティーブ・ハンセン)。

言わずと知れたホンモノ、
チーフエージェント「ゼット」のRip Torn。

そして今回の主役、ラッパー「エージェントI」に
Israel Dagg(イスラエル・ダグ/RWCではオールブラックス入りを果たせず)、

エージェントSにはNZ/オーストラリアで人気の歌手、Stan Walker
(NZ出身のマオリ。アイドル発掘番組、オーストラリアンアイドル優勝者)。

履いてるスニーカーは当然オフィシャルスポンサー、アディダスのもの。

もちろんオールブラックスの有名選手達がチョコチョコ出演するのですが
それだけじゃなくて ライバル国、
オーストラリア「ワラビーズ」の元有名選手David Campese,
元イングランド主将、Martin Johnson
元アルゼンチン「プーマス」主将、Agustin Pichot が
悪魔っぽく額から角生やしてカメオ出演しています。

ここ迄遊べたら清々しいです、いやほんとに。


機内安全ビデオ界の超大作?!ホビット三部作


さて、ニュージーランドと言えばラグビーですが
2000年代に入ってから盛り上がっているのは映画産業です。

映画のロケ地としてだけでなく、
撮影されたフィルムを編集・画像処理する技術(ポストプロダクション)の水準が高く、
世界的にも大きな収益をあげています。

火付け役となったのは言わずと知れたロードオブザリング(LoR)シリーズ
それに続いて『キング・コング(2005年)』、
『ナルニア国物語第1章:ライオンと魔女』、
『ラストサムライ』、塩田明彦監督の『どろろ』、
『アバター』、『ナイト ミュージアム』、
『第9地区』、『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』、
『アベンジャーズ』や『プロメテウス』などなど……。

え、あの映画もそうなの?!という有名どころがぞくぞくでしょう?
ニュージーランドは(いつの間にか)映画界にガッツリ食い込んでいるんです。

映画業界の発展は、観光客の誘致や、
海外のクリエイティブ産業へのアプローチがしやすくなったりと
ニュージーランドの経済的発展にもの凄く貢献しています。

このためニュージーランド政府は映画制作に対し、
映画やTVドラマ制作に対しては国内で投じた制作費の15パーセントを
政府が負担するなど、インセンティブを積極的に取り入れて
誘致に力を入れているのです。

ロードオブザリングシリーズの監督、ピーター・ジャクソン卿はウェリントン生まれ。
ちなみにこの映画の成功を受けて、Sirの称号が授与されました。

 NZ南島を舞台にして、自身の特撮、CG集団WETA STUDIO(ウェタスタジオ)と共に
「映像化は不可能」と言われていた指輪物語、中つ国(Middle Earth)を
見事に作り上げた……らしい

「らしい」って言うのは、私実は一作も観てないんですよね、LoR(爆)
ファンタジー、SF映画がどうとかって言うより、映像より文章派なんです。

ウェリントンにある、Weta Workshop(ウェタ・ワークショップ)は
今やウェリントンの観光ポイントのひとつ。



コスチュームやマスク、映画で使われた銃やゾンビ的マスクが展示されていたり、
ツアーがあったりとファンにはたまらない観光名所。

そんな映画産業ブーム、ニュージーランド唯一の航空会社である
ニュージーランド航空が援護射撃しないワケありません。

LORシリーズ、それに続く「ホビット」三部作の公開に合わせ、
機内安全ビデオを制作しています。

圧巻は3作目、ホビット 決戦のゆくえの公開に合わせて発表された
"The Most Epic Safety Video Ever Made(壮大すぎる機内安全ビデオ)"。

ピータージャクソン卿はもちろん(この人昔から自分の映画には必ず出てます・笑)、
イライジャ・ウッド(フロド・バギンズ)、
ディーン・オゴーマン(フィーリ)、
シルベスター・マッコイ(ラダガスト)が出演。

監督はニュージーランドのタイカ・ワイティティ。
彼はNZでヒットした『BOY』や『What We Do in the Shadows』の監督で
このビデオには彼自身も、例の魔法使い役で出演しています。

Weta渾身の特撮技術にCG、特殊メイク、監督、出演者……
一体幾らかかってんだ....と言うビデオです。




なぜここで冒険野郎……?


何故?だったのが冒険野郎ベア・グリルス。
世界初、全編屋外撮影の機内安全ビデオ という触込みです……

「それってすごいのか?」というツッコミはさておき、ベア・グリルス。
史上最年少でエベレスト登頂したベア・グリルス。
史上最年少の英国ボーイスカウト総長、ベア・グリルス。
お父ちゃんは元政治家のベア・グリルス(もういい?)

もちろんディスカバリーチャンネルの人気番組、
MAN vs WILDにてニュージーランドでも冒険しています。

ニュージーランド航空はベアの起用についてこう語っています。

 ベアは命に係わる機内安全のメッセージを伝えると同時に、
ニュージーランドの魅力を体現することができる、
私たちの理想的なパートナーです。

私たちはこの機内安全ビデオによって、
ニュージーランドの魅力に注目を集めるとともに、
少しでもニュージーランドを訪れる方が増えればと期待しています。

……無理矢理感満載なのは否めませんが(^^;
ベアの魅力満載のビデオになってます。

実はベア好きなんです、私。
カッコいいよね(笑)





撮影場所はルートバーントラック。

世界遺産登録地域、Mtアスパイアリングとフィヨルドランドをまたいでおり、
景色は最高。

アクセスしやすく、それ程キツいルートでもないので、
NZ国内でも人気の高いトレッキングコースです。

コースを踏破すると3日/40km位ですが、手軽な一日体験ハイキングコースもあります。

→ ルートバーントラック一日体験ハイキング

ボトムライン



どれもなんとも豪華なビデオですが、利用者からすれば
そんなとこにお金かけるんなら、その分運賃安くしてくれよ……」と
 無粋なことも頭をよぎったりして。

でもニュージーランドに向けてテイクオフ!という瞬間に
ニュージーランドらしさがたっぷり詰め込められたビデオ。
旅の初めにピッタリかもしれません。

ニュージーランド、これからがいい季節です。
真夏でも30度をなかなか超えることのない、ニュージーランドへぜひどうぞ。













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