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何はなくとも運転免許証 〜NZ移住の必需品



今日はタローのSchool Visit(スクールビジット)でした。



ニュージーランドでは5歳の誕生日を過ぎると小学校入学。
大体その半年前から週に一回一時間程、新入生のための「体験授業」が行われます。

そこで出会ったNZ歴5年の韓国人ママと色々おしゃべりして、再確認しました。
ニュージーランド移住の必需品、それは運転免許証だと。


車社会、ニュージーランド


ニュージーランドの人口の多い街は、上位から:

オークランド(北島)
ウェリントン(北島)
クライストチャーチ(南島)
ハミルトン(北島)
ダニーデン(南島)
タウランガ(北島)
パーマストンノース(北島)
ロトルア(北島)


上位三都市、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチには
近郊の市と各都市を結ぶ電車が走っています。

でもハミルトン以下の中規模都市には電車は通っておらず、
公共の交通機関と言えばバスのみ

それも大体の場合は本数も決して多くはなく、
どの路線も街の中心部へ向かうもの。

A地点からC地点へ行くには、必ずB地点(シティセンター)を
経由しなくてはならないのです。

そしてご想像通り、時間通りにはバスは来ない。

そりゃそうだ、バス停じゃないところで
お客を乗せたり下ろしたりすることもあるし、
運ちゃん途中でトイレ行ったりもするんだもん(^^;

ニュージーランドの車の所有率世界第三位はダテじゃない。
小中規模の都市で暮らすものにとっては車がないとホント不便なんです。


どこにも出かけられない!


今日出会った韓国人ママは、
旦那様の故郷であるダニーデンへ5年前に移住してきました。

旦那様の実家はダニーデン中心部から車で30分弱、距離にして18km程の
オタゴ半島の小さな街。
一時間に一本しか街へのバスはありません。

英語は話せるものの、初めての外国での暮らしに加えて二世帯同居(笑)
行きたいところに自由に行けないストレスは半端じゃなかったそうで……

ニュージーランド嫌過ぎる〜!!と
離婚の二文字も頭をよぎったと言っていました。

これすっごくよくわかるのです。

例えばダニーデン。
車なら20分あれば市内どこへでも充分行けます。

我家からタローの幼稚園まで8.1km、朝の混んでいる時間でも15分かかりません。
でもこの距離をバスで行こうとすると45分(乗り換え込み)。

週に一回の日本人子供会の会場まで10.2km、車で20分。
バスに乗ると55分。

……イヤでしょ。
その上バス代も高いし(全区間均一ではない)、一時間に一本しかないし。

自然が一杯、「街からすぐ」のウォーキングトラックもたくさんあるダニーデン。
でもそのウォーキングトラックまで、家からどうやって行くのかと言えば
もちろん車しかありません。

NZ国内を旅行するときにも、全く同じ現象が起ります。



ニュージーランドで運転するには?


ニュージーランドは日本と同じ右側通行で、右ハンドルの日本車がほとんどです。
一年未満の滞在であれば:

  • 日本の運転免許証と国際運転免許証
もしくは
  • 日本の運転免許証と免許証の英文訳(運転免許抜粋証明)

このどちらかの所持でオッケー。
一年以上の滞在になると、ニュージーランドの免許証への書き換えが必要になります。

日本の免許所有2年以上の場合

筆記試験と実技試験が免除、書類申請のみ


日本の免許所有2年以下の場合

実技テストを受けなくてはならない



運転免許証の有効期限は10年、日本に比べれば長いんですが、
実はこの10年という期限が導入されたのも結構最近の話だったりします(笑)

1999年まで、ニュージーランドの免許証は写真もないタダのプラスチックの紙。
なーんの身分証明にもならない上に、有効期限50年……更新事実上なしでした。





それが1999年、とうとう写真入り、有効期限も10年に!!





ちなみにこの証明写真、笑顔オッケー。
というか、免許更新センター的なところで写真を撮ってもらうと
Give me a big smile!(笑って笑って!)」とか言われます。



ニュージーランドで免許をとる

ニュージーランドでの運転免許証取得には、3段階を踏まなくてはなりません。


1. Learner License(ラーナーライセンス)

  • 年齢は16歳以上であること
  • ラーナーライセンス取得日から6ヶ月経たないと次のステップへ進めない
  • 費用:$93.90(申請代金+テスト費用)

まずはAA(日本で言うJAFのような機関)、もしくはVTNZ(車検サービス等の機関)で
申請書提出、セオリーテスト(筆記問題)の予約を入れます。

セオリーテストは35問中32問正解で合格。

確か私が受けた時には
運転中前に馬がいました。どうする?的な問題もあったような……(笑)

このテストに合格すると、その場で仮ラーナーライセンスが発行されて
条件付きで運転することができるようになります。(本物は後ほど郵送)


ラーナーライセンスの条件:

  • 運転免許証(フルライセンス)を持つ人が必ず同乗しなくてはならない
  • ラーナーマーク(若葉マークみたいなもの)を車の前後に表示しなくてはならない
  • 誰かを同乗させてもいいけれども、フルライセンスを持つ同乗者の許可が必要
  • 上記の条件を満たさず運転した場合、深刻な罰則が与えられる

上記の条件からもわかるように、ラーナーライセンスに合格したら
フルライセンスを持つ同乗者がいて、車にLマークさえ貼ってあれば
テストの帰り道運転して帰ってもいいのです(^^;

ですからドライビングスクールへの入学は必須という訳ではありません。
両親や兄姉、従姉妹等が教える……というパターンが多いかも。

私はおっちゃんに習うのは死んでもイヤだったので(笑)
ドライビングスクールに申し込みました。

今を去る事16年程前。
今でも忘れられない、初めてのレッスンのこと。

インストラクターが家まで迎えに来て、
私を運転席に座らせて
これがブレーキ、これがアクセル、これがギア(←マニュアルだった)」と3分程説明。
そして「OK, Let's go!」といきなり公道で運転させられ、そのまま出勤したんだっけ……

なんて大らかな国なんだ、と改めて思ったもんです。

ちなみにドライビング・スクールの費用は地域によって違いますが
一回$60~$75(一時間)。

レッスンの回数は基本的には自分次第。

ラーナーライセンス取得後6ヶ月経っていて、
インストラクターが「もうテストを受けても大丈夫」と
OKを出してくれるまで、というパターンが多い。

ちなみに私はレッスン8回、友達は5回でOK出てました……


 2. Restricted License(リストリクテッド ライセンス)


  • 年齢は16歳半以上であること
  • リストリクテッドライセンス取得日から18ヶ月経たないと次のステップへ進めない
  • 費用:$134.80(申請代金+テスト費用)

さて、ラーナーライセンスで半年過ぎ、実技テストの準備オッケー!と思えたら
申込書を記入し、実技テストを予約します。
この実技テスト、自分の車か教習車を使うかを選ぶ事ができます。

60分間の実技テストに合格すると、
Restricted License(リストリクテッドライセンス)が発行されます。


Restrict :【動詞】 【他動詞】1〈自由・活動などを〉制限する


この実技テスト、基本的な運転技術や3点ターンがチェックポイントにありましたが
私のときには縦列駐車はなく……

「一応やってごらん」と言われてトライはしたものの、
あれ?あれ??とハンドルぐるぐる回している間にUターンしかけていく私……。
試験官は苦笑いしつつ「練習しときなね」。
無事合格はしましたが、もちろん未だに縦列苦手です(^^;


リストリクテッドライセンスの条件:

  • 5AM~10PMの間、フルライセンスの同乗者なく、自分ひとりで運転ができる
  • 10PM~5AMの間は、スーパーバイザーの同乗が必要
  • オートマ車で実技試験に合格した場合、オートマ車以外を運転してはいけない。フルライセンスを持つ同乗者がいる場合はマニュアル車の運転もOK
  • 同乗させていいのは以下に当てはまる者のみ。
  1. 婚姻関係、もしくはデファクト関係(事実婚)にあるパートナー
  2. 両親もしくは保護者
  3. リストリクテッドライセンス保持者と同居、保護下にある子供
  4. リストリクテッドライセンス保持者と同居する、生活保護を受けている親族
  5. リストリクテッドライセンス保持者が主保護者とする者


3.  Full License (フルライセンス)


  • 年齢は18歳以上であること
  • Advanced Driving Course(アドバンスド・ドライビング・コース)を修了した場合は17歳半での取得が可能
  • 【25歳以下】アドバンスド・ドライビング・コースを修了した場合、フルライセンス取得までに最低12ヶ月待たなくてはならない。(コースを修了していない場合は18ヶ月)
  •  【25歳以上】アドバンスド・ドライビング・コースを修了した場合、フルライセンス取得までに最低3ヶ月待たなくてはならない。(コースを修了していない場合は6ヶ月)
  • 費用:$109.50(申請代金+テスト費用)

申込書を記入し、実技テストを予約。
この実技テストでも、自分の車か教習車を使うかを選ぶ事ができます。

30分間の実技テストに合格すると、
Full License(フルライセンス)が発行され、乗用車の運転になんの条件もなくなります。



参考:New Zealand Transport Agency


ボトムライン


ラーナーライセンスを取得し、条件付きながらも車の運転ができるようになるのは16歳。
日本よりも早いのはやはり車社会だからでしょう。

それに都市部であればまだしも、
車で20分走っても一件の家もないようなエリアの酪農家家族……とかだと
若い頃から免許証は不可欠です。

日本とニュージーランドの運転免許証取得にかかる金額を比べると、
NZで取る方がべらぼうに安いのでは。

各ライセンス、試験込みでトータル$338.20。
レッスンを10回受けたとしても$700、〆てNZ$1000(JPY85000程度)で収まります。

それと25歳以上であれば最短9ヶ月でフルライセンスに。
ラーナーライセンスは不便だけれども、
普段の生活では、子供がいるママさんだったら
リストリクテッドでも不便はそれ程ないような……

子供の送り迎えやお買い物は日中だし、チャイルドシートは7歳までマストなので
他所の子やお母さんを乗せてあげることは法律上あってはいけない。

更にドライビングレッスンの教官もぜーんぜん厳しくないし(笑)
道路は広い。
都市にもよるけど、車も少ないし駐車場も広い。

ダウンサイドとしては、日本では怖くて運転できないことかな……(^^;

慣れない海外での暮らし、 
行きたいところに好きな時に行けるというのはかなり精神衛生的に重要なポイントです。















今日の写真:国道8号線(State Highway8)テカポ湖に向かうまーっすぐな道

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