ケミカルフリースキンケア道場3「化粧水(トーナー)」について




今日は「ケミカルフリーシンプルスキンケア・基本の6ステップ」のステップその2、「化粧水(トーナー)」についてです。

基礎化粧品と言えば

洗顔料
化粧水(トーナー)
保湿

この3つが基本となっている感がありますが果たしてこの「化粧水」、本当に必要だと思いますか?




 化粧水の種類


日進月歩のコスメ業界、一口に「化粧水」と言っても色々な目的に合わせて作られたものが販売されています。

現在日本で販売されている化粧水は大きく分けて以下の6種類になります。
  • 一般用化粧水(柔軟化粧水/保湿を主な目的としたもの)
  • 美白化粧水(多くは一般肌用化粧水に美白成分が配合されているもの)
  • プレ化粧水(導入液)(化粧水の浸透をアップさせるというもの)
  • 収斂化粧水(開いた毛穴を引き締めるもの)
  • アルカリ性化粧水(ヒビ、あかぎれ対策)
  • ニキビ用化粧水(殺菌作用、収斂作用などがあるもの)


これが欧米圏になると半分の3種類に減ります。
  • 収斂化粧水
  • 水+グリセリンベースに精油等芳香原料の入った化粧水(ローズウォーターなど)
  • 一般肌用化粧水


これについては後述しますが、化粧水の使用が日本ほど一般的ではないからだと推察しあます。


化粧水の役割


化粧水の一番の役割は、肌を保湿して、キメを整えること。
洗顔後の肌は保湿に必要な成分や油分も、汚れと一緒に落とされてしまっている状態です。このとき化粧水を肌に与えることで、水分や保湿成分を補いあとに続く保湿アイテムを浸透しやすい状態にする……
これが化粧水の基本的な役割と言えます。

この基本性能に美白成分をプラスしたりアルコール分を増やすことで収斂作用を与えたり……と目的別の化粧水ができあがるのです。

もともと欧米圏では化粧水とは収斂化粧水(トーナー)を指し、ニキビやオイリー肌の場合に使用するアイテムという位置づけのようの感じます。


化粧水、本当に必要?


コスメ化学者やアロマテラピスト、ナチュラル系ビューティセラピスト、そしてアロマテラピーコースのテキスト……利権のからまない識者は一様にこう言います。

収斂化粧水(トーナー)は必要なし。化粧品会社がもう一品売りたいために
「トーナーは使わなくちゃいけません!」と言い出したに過ぎません

ただ、この意見は「収斂化粧水」に限るように思います。収斂化粧水の主な目的、「洗顔で開いた毛穴を閉じる」はアルコール配合の化粧水を使わずとも水でパッティングすることで簡単にクリアできますから。

ひとつだけ挙げることのできる収斂化粧水の利点は超のつくオイリースキンの場合、洗顔で落としきれなかった皮脂を拭き取ることができる点です。

また一般用化粧水の必要性ですが、上記「化粧水の役割」でもコメントしたように「洗顔で落としてしまった必要な油分を補う」のも化粧水を使う理由のひとつとされています……が。
これは強い洗浄力を持つ泡洗顔を止めて、油分を落とし過ぎない洗顔を心がければいいだけの話です。



化粧水を使う本当の理由


こう考えてみると「化粧水を使う本当の理由」というのがよくわからなくなってきます。

私は以前、アザリスNZのクリスタルミストトーナーの当店での発売を決める際、Drタトレーに突っ込んだ質問をしたことがあります。

「化粧水って何のために使うのでしょう?必要性がイマイチわからないのですが」

それに対してDrタトレーからこんな回答があったのです。

一般的な化粧水はアルコールを原料として使用していることが多いので
肌荒れを引き起こしたり乾燥を促す原因となります。
収斂系の場合、30%程含まれている事も珍しくはありません。 
でもアルコール分不使用(アルコールフリー)の化粧水は、
肌から水分を奪うことは一切ありません。 
化粧水の働きは大きく分けて2つあります。
保湿アイテムを使用する前、保湿成分が浸透する「道筋」を作り
運んでくれる「キャリアー(運び屋)」としての働きがひとつ。
そしてふたつ目は、皮膚細胞をうるおす手助けです。 
アルコールフリーの化粧水の水分は保湿アイテムの下に閉じ込められます。
そして表皮のケラチン質を整える役割を持つ
細胞間にある酵素に栄養を与えてくれるのです。
これこそが化粧水を使用する本当の理由なのです。


ボトムライン - 化粧水は使いましょう!


私はこれまで「化粧水は使っても使わなくてもどちらでもいい」と考えていて、実際化粧水抜きスキンケアを数年間続けていましたが、その考えを改めました。

「化粧水は使いましょう!」

健康でトラブル知らずの美肌に必要なのは水分、そしてその水分を与え、あとに続く保湿アイテムの効果をより一層高めてくれるのが化粧水なのです。

ちなみにケミカルフリーコスメにおける化粧水はほとんどが一般用化粧水です。

また「プレ化粧水(導入液)」ですが実際の働きはアルコール成分や界面活性剤によって皮脂や肌の水分を奪うことです。
個人の肌に浸透する水分量は決まっているので、導入液を使う事で「多く」浸透することはありません。肌から水分が奪われた分「素早く」化粧水が肌に浸透された……と感じさせるのです。

乾燥肌や肌が不安定な方にはお勧めできないアイテムのように感じます。どうしても使ってみたい!という場合には、しっかりと成分表を調べてからにした方が無難です





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