ケミカルフリースキンケア道場4「保湿」



前回はアルコールフリー(不配合)化粧水は使うべき!
水分を与え、あとに続く保湿アイテムの効果をより一層高めてくれるのが化粧水なのです……というお話でした。

ケミカルフリースキンケア道場・3「化粧水(トーナー)」について

ケミカルフリーコスメシンプルスキンケア道場・4は「保湿」について。



 「洗顔」と同等、もしくはそれ以上に大切な「保湿」というステップ。
今回はふたつの保湿アイテム「クリーム系」と「オイル」の 働きの違いについてです。



モイスチャライザー(クリーム・ジェル・ローション) 


モイスチャライザー(クリーム・ジェル・ローション)は 表皮を柔らかくし、乾燥を防ぎながら ゆっくりと真皮に染み込んでいき、栄養を与えます。

この「ゆっくり」というのがポイントです。モイスチャライザー(クリーム/ジェル/ローション)は「肌の人工バリア」として働くことも意図されているので、ゆっくりと肌に染み込んで行くように成分が配合されているのです。

このバリアを作っているのは エマルジョン(乳剤)を作り出すワックス原料。 

ワックスの分子は大きいので、体温では溶けにくい性質を持っています。それに加えてテクスチャが固いので、肌から水分が逃げて行くのを防ぐ役割を果たしてくれるのです ……とは言うものの、最終的には数時間で肌に吸い込まれていくのですが。

ちなみに水分の蒸発を防ぐちからは、モイスチャライザーの前にアルコールフリー化粧水を使うことでアップします。ワックスの下で、水の分子を閉じ込める事ができるのです。




保湿オイル 


 それに対してオイルは剥がれ落ちかけている皮膚(=ターンオーバーの準備ができている角質)を落とす事で肌を柔らかくします。オイルは肌に素早く浸透しますので、肌奥部へ働く保湿アイテムに向いているのです。

これは皮膚の細胞膜がタンパク質や炭水化物化合物、コレステロールなどを含む 脂質2重膜(細胞膜の大部分を占めるリン脂質による膜)で構成成されているから。
この脂質2重膜と似た構成を持つオイルは、私たちの肌に浸透しやすいと言えます。

またマカデミアナッツオイル、フラックスシード(亜麻仁)オイル、ココナツオイル、 グレープシードオイル、アプリコットカーネルオイル、ピーチ、ザクロなど 有益な栄養素が含まれているオイルは、細胞に取り込まれ代謝もされるのです。




一番効果的な保湿ルーティンは? 


 「保湿」という観点からみて肌に一番いいのは モイスチャライザーとオイル、両方を使うこと

 肌奥部まで栄養を与えてくれるオイル

モイスチャライザーで蓋をする

「どちらかひとつ」を選ぶのであれば、モイスチャライザーを選ぶべきかもしれません。

モイスチャライザーは肌に保護膜を張ってくれるので直ぐに肌に吸い込まれていくオイルだけよりも、水分の蒸発(乾燥)を遅らせてくれますから。

もしもあなたが今オイルだけを使っていてそれで乾燥等を感じないのであれば
わざわざモイスチャライザーをプラスしたりモイスチャライザーに変える必要はありません。

言い換えれば、あなたの肌が栄養たっぷりで、表皮に十分な自然な保護膜ができていれば、オイル保湿のみでも十分なのです。

注:乾燥の季節には保護膜をサポートする目的で、軽いモイスチャライザーを使うことをおすすめします。

でももし今、あなたの肌がカラカラに乾いていて栄養、再生、そして保護が必要なのであれば迷わずオイルとモイスチャライザーを使いましょう。

 毎日でなくても、週三回、朝晩集中保湿することで変化が現れてきますよ。


ボトムライン・やっぱり違う、W保湿


ちなみに私自身は5、6年間オイル保湿のみだった頃がありました。 
肌につけたときのテクスチャ、染み込み感。そしてワックスやグリセリンなど、 他の香りを一切含まない「植物」の香りのスキンケアに 病みつきだったのです。

でも、アザリスNZのDrタトレーにモイスチャライザーとオイルについて科学的なレクチャーを受け、そろそろ年齢的にも「フタ」が必要かな……と思いオイル+クリームにしてみたところ、大違いだったのです(^^;
それ以来一貫してオイル+クリーム保湿をしています。








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