アトピー完治・脱ステを目指して訪れた自然療法士、ナチュロパス。診断に続いて、食事方法のアドバイス・アトピー治療に効果のあるサプリや日常生活のアドバイスを受けました。
ナチュロパシーによるアトピー治療内容
私が提案されたのは:
【朝】
* オメガ3摂取のためになぜ亜麻仁油ではなく魚油なのかはこちらのエントリーをどうぞ
→アマニ(亜麻仁)油以上!吸収効率のいいオメガ3系オイルとは
【昼】
【夜】
【就寝前】
- 起きてすぐアップルサイダービネガー(リンゴ酢)のお湯割りを一杯
- 朝食(ハーブティのみでもよし)最低15分前に免疫強化ティンクチャ
- 朝食(ハーブティのみでもよし)の後にサプリ(セレニウム/亜鉛/女性用マルチビタミン/魚油)
* オメガ3摂取のためになぜ亜麻仁油ではなく魚油なのかはこちらのエントリーをどうぞ
→アマニ(亜麻仁)油以上!吸収効率のいいオメガ3系オイルとは
【昼】
- 昼食最低15分前に免疫強化ティンクチャ
【夜】
- 夕食前にアップルサイダービネガー(リンゴ酢)のお湯割りを一杯
- 夕食最低15分前に免疫強化ティンクチャ
- 夕食中に消化酵素サプリ
- 夕食後に魚油
【就寝前】
- プロバイオティクスサプリ
それとお風呂に入る前のボディブラッシュ。これはこちらではマスト行動のようで、どの美容指南書を読んでも載っています。お風呂に入る前に乾いたボディブラシなどで円を描くように、心臓に向かって全身を軽くこする……というものです。こうすることで血行がよくなり、同時に古い角質を落とすということらしい。
更に1日15分の散歩(血流、そしてストレス対策)、飲み物にマヌカハニーを入れて飲む(咳対策)……など。
プロバイオティクスはアトピー改善に効果があるのか?
完治を目指してのポイントは、やはり「消化」。プロバイオティクスサプリで腸内環境を整えて消化酵素で消化を促すことだそうで。プロバイオティクスとは簡単にいえば、ヒトのからだに役立つ細菌のこと。腸内フローラのバランスを改善し、カラダによい作用をもたらす生きた微生物でよく知られるプロバイオティクスには乳酸菌やビフィズス菌があります。
乳酸菌やビフィズス菌が、おなかにいいというのは周知の事実。この「おなかにいい」は「からだにいい」訳で、プロバイオティクスは腸の中でこんな働きをします。
- 腸内細菌叢(フローラ)によい影響を与える
- 腸内感染を防ぐ
- 免疫のはたらきを調整する
- がんを予防
- アレルギーの予防に役立つ
- 炎症性大腸炎の予防に役立つ
- 動脈硬化の予防に役立つ
逆にいえば、プロバイオティクスが足りていないと腸内環境が悪化し、体に悪影響がでるのです。アトピーやアレルギー性疾患の予防にも効果があるとされています。
参考:「プロバイオティクスって何?」大塚製薬
アトピー改善に亜鉛とセレン(セレニウム)が必要な理由
プロバイオティクス、消化酵素と共に液体亜鉛とセレン(セレニウム)を一日2ml飲むようにと指導されました。亜鉛の働きとは:
- 120以上の酵素に含まれ、300以上の酵素の働きを助ける
- 細胞の形成や代謝に深く関係している
- 創傷治癒を早める
- ホルモン分泌の活性化
- 性腺分泌の活性化
- 妊娠の継続
- 糖、脂質代謝の正常性保持
- 細胞膜の安定化
- 皮膚の安定性保持
- 免疫の形成と活性化
- 網膜の安定化
- 唾液の分泌(味覚・臭覚の保持)
- アルコール分解
- 活性酸素の分解、除去
- 有害なミネラルの排出
そしてセレンはあまりポピュラーなミネラルとは言えませんが、活性酸素を抑える役をするグルタチオン・ペルオキシダーゼという酵素の生成に欠かせないミネラルなのです。またアトピー治療でセレンのサプリを摂る大きな理由は,その解毒作用。砒素、鉛、水銀、銅、カドミウム、といった金属の解毒にセレンは有効とされています。
セレンは魚介類・小麦・玄米・牛肉など日常的に食べるものに含まれてはいるのですが、実際にどの程度の量が含まれていて、どの程度を摂取できているかはわからないのです……というのも、植物が育った土壌・魚介類がウロウロしていた海水の水質・牛が食べていた牧草が生えている土壌などに左右されるからです。
ちなみにニュージーランドの土壌にはセレンは含まれておらず、この国の人は基本セレン不足と言われています。そのためセレンが豊富に含まれるブラジルナッツ(ブラジルの土壌がセレンが豊富なんだとか)を食べましょう!という健康系記事をしばしば見かけます。
無理な脱ステ事故のもと。体の準備が整ってから、減らしていきます
私のポイントはとにかく- 分解/消化
- 免疫強化
- ストレス発散
Deeには「それほど難しいアトピーでもないから、よくなるわよ」と励まされました。確かにこれを続けたらアトピーがよくなるだけでなく、ものすごく肌の調子がよくなりそうな気がしています。ちなみにもうすっかりステロイド依存肌ですので今もステロイドは続行中。身体が準備できてないと、ステロイド断ちするのは自殺行為ですから。