10年前生まれて初めて花粉症を発症、とにもかくにも鼻が詰まるタイプのやつでした。我慢が嫌いな私は何も考えず、迷わず点鼻薬に手を伸ばしたのです。薬局で買える、知ってる人には悪名高いOtrivin(オトロビン)です。
でもその即効性と引き換えに、中毒性もかなり高い。薬局で購入するときには必ず念押しされます。「1日3回まで、5日以上連続して使っちゃいけないのはご存知ですよね?」
鼻づまりを一瞬で治してくれるなら、これほどすばらしい薬はない。ですが世の中そんなうまい話はなかなかありません……リバウンドがあるのです。ヒトの体とは不思議なもので、薬で血管を抑え続けると血管は薬に負けるか!というように、反対に増生します。すると今度は:
最終段階では点鼻薬をすると鼻孔内が痛んだり、鼻水に血が混ざったりします。こうなると「薬剤性鼻炎」という立派な病名がつきます。
依存症の典型、鼻粘膜もバッチリ腫れていて、その上ポリープまでできているとのこと。「とにかく強い意志を持って止めなくちゃダメ!!」といわれ「これなら何年使っても大丈夫だから」とステロイド系(ベクロメタゾン)の点鼻薬を処方されました。即効性はないけど、抗炎症作用もあるし、何週間後になるかわからないけど必ず効くからね、と。
家に帰って調べてみたらコレ、ステロイド系なんですねぇ。もちろん悪くはないんだろうけど、正直なところ何となく躊躇してしまいまずはちょっと違うことを試してみることにしたのです。
「ちょっと違うこと」……もちろんアロマテラピーです。
マヌカオイルをプラスすれば、抗点鼻薬で弱った粘膜の殺菌にもいいだろうと考えて、1滴ポトンと落とし、そしていきなり鼻から吸ってみる……死ぬ程ツーンときた!我慢しつつ数回挑戦したものの「口から出す」というのがうまくできません。痛い目をみてから、ネットでリサーチ(遅)
これらを踏まえて、鼻うがい用アロマ塩の作成……どうしても精油は入れたいので。タッパーに塩適量、そこにマヌカオイルとNZ真性ラベンダー アヴァイス・ヒルを落としてよくかき回します。ペパーミントも入れたい気もするけれども、刺激が強そうなので冒険はしないことに。
ぬるま湯+アロマ塩で再度挑戦すると、鼻ツンは一切なし!!!そして無理はせずに鼻から入れて鼻から出すと、ずいぶん鼻づまりが緩和されて、1日点鼻薬なしで過ごすことができました。ちなみに鼻うがい、インフルエンザ対策にもよいそうです。
まず、以前作ったブレンドオイル(ラベンサラ+ラベンダー)を塗ってみました。鼻(鼻翼・鼻梁・小鼻・鼻の下)全域、ほお骨エリア・おでこに少々力を入れつつ塗布します。鼻づまりの解消に効果のあるオイルは肌刺激になるものが多いので、それを避けてラベンサラを選びました。
ラベンサラはあまりポピュラーではないのですが、木の皮から抽出されるパワフルなオイルです。香りはローズマリーをもっと洗練させた感じ。免疫強化、呼吸器系への働きが強く、また強い抗菌力を持ち、インフルエンザの罹り始めにとても効果的……とされる精油です。
……劇的に鼻のとおりがよくなったとはいえないけど、なんとなく、なーーーーーんとなくいいかな、という気がする。でもなーーーーーんとなくでは物足りない。もっと劇的にスースー通したい。
そこで塗布する姿は誰にも見せられないのですが、ラベンサラ+ラベンダー、更にユーカリプタスをプラスし弱めに作ったブレンドオイルを鼻の穴の中に塗る方法を採用しました。……いいんでない?もちろん点鼻薬のような即効性はないけれど、続けたらよさそうな感じです。
そして5日目の片穴点鼻を最後に、使わなくちゃいけない程詰まっていません。ただ鼻腔が腫れている感覚はすごくあります。ホームドクターに処方されたステロイド系スプレーは結局使っていないので、使ってみたら違いがでるかな……とも考え中。
そうそう、最初の3日間、続けて水難事故系の苦しい夢をみました😨
どんな薬にもいえることですが、使用量を守らなくてはいけませんね(←おまえがいうな、と😓)
前回の経験から、離脱のためのステップは理解済み。病院へ行ってステロイド系のスプレーを処方してもらい、Otrivinの回数を夜1回にする。そこまでは割と楽に減らせたものの、その1回がなかなかやめられない.......。更年期症状もあり😓息苦しいと動悸が始まったりするのです。で、久々のリサーチ開始。あれから7年、何かいいもん出てないの?と。
出てました!イギリス発、サイヌスーズ・ナチュラル鼻炎スプレー
。私が以前作った鼻づまり解消オイルブレンドと同様、そしてさらにパワーアップさせた作用を持つ精油やオイルが詰め込まれた、100%ナチュラル成分の鼻炎スプレーです。
ナチュラル系鼻炎スプレーやバームはたくさん市場に出ているのですが、これまで効いた試しなし。だけどSinuSoothを試したい!と思ったのは、医学的にも証明されている成分を配合していること、そして実際に使用した医師が自身の患者にも薦めているという点。迷うことなくすぐ購入ボタンポチでした。
結論、オススメです!私の場合、スプレー離脱2日で完了しました。我ながらウソっぽいけど😅リバウンドすることもなく、もうホントにさらっと。
初スプレー、息が止まるほどの痛みがきました😨「しみる」とか「ツーンときた」ではなく、痛い。原料から想定していた以上にパンチが効いています。説明に「12歳以下のご使用は見合わせてください」とありますが、そりゃそうだろう。子供にはムリですこれ(注:12歳以下は生理用食塩水で50:50の割合で薄めてご使用いただけます......が、多分1回でイヤがります)
NZ版ナザール中毒離脱記
Otrivin(オトロビン)は日本でいうところのナザールのようなOTC薬。ナザールはナファゾリン塩酸が有効成分ですがOtrivinは日本未承認の成分、キシロメタゾリンが有効成分。使用5秒後には鼻がスッキリ通る、ものすごく即効性のある点鼻薬です。でもその即効性と引き換えに、中毒性もかなり高い。薬局で購入するときには必ず念押しされます。「1日3回まで、5日以上連続して使っちゃいけないのはご存知ですよね?」
ナザール中毒はどうやって起こるのか?
キシロメタゾリンもナザールのナファゾリン塩酸と同じ、血管収縮剤です。血管収縮剤が鼻づまりを改善させるメカニズムとは:鼻粘膜の血管を収縮させる
急激に粘膜の体積を減少させる
鼻の通りを良くする
急激に粘膜の体積を減少させる
鼻の通りを良くする
鼻づまりを一瞬で治してくれるなら、これほどすばらしい薬はない。ですが世の中そんなうまい話はなかなかありません……リバウンドがあるのです。ヒトの体とは不思議なもので、薬で血管を抑え続けると血管は薬に負けるか!というように、反対に増生します。すると今度は:
点鼻薬の効果が少なくなる
大量に、頻繁に使うようになる
ますます血管が増生する
鼻粘膜が充血、膨張。薬が一切効かなくなる
大量に、頻繁に使うようになる
ますます血管が増生する
鼻粘膜が充血、膨張。薬が一切効かなくなる
最終段階では点鼻薬をすると鼻孔内が痛んだり、鼻水に血が混ざったりします。こうなると「薬剤性鼻炎」という立派な病名がつきます。
点鼻薬依存からの離脱、一番大切なのは「強い意志」
使い始めて半年、「これはちょっとマズイかも」とホームドクターに相談に行ってきました。すると始まりは確かに花粉症だったかもしれない、でも今は依存症になってしまっていて鼻づまりが慢性化し、リッパな薬剤性鼻炎と診断されました。依存症の典型、鼻粘膜もバッチリ腫れていて、その上ポリープまでできているとのこと。「とにかく強い意志を持って止めなくちゃダメ!!」といわれ「これなら何年使っても大丈夫だから」とステロイド系(ベクロメタゾン)の点鼻薬を処方されました。即効性はないけど、抗炎症作用もあるし、何週間後になるかわからないけど必ず効くからね、と。
家に帰って調べてみたらコレ、ステロイド系なんですねぇ。もちろん悪くはないんだろうけど、正直なところ何となく躊躇してしまいまずはちょっと違うことを試してみることにしたのです。
「ちょっと違うこと」……もちろんアロマテラピーです。
開始前の調査は必須!鼻うがいの正しいやりかた
元・点鼻薬中毒経験者の友人曰く、鼻うがいの効果は絶大で2週間程で点鼻薬中毒から離脱できたとのこと。これを聞いて早速実行。それも鼻うがい未体験・今後の人生でも一切やる気なしな夫の無知識・無責任なアドバイス「鼻から水吸って口から出せばええねん」のみで。マヌカオイルをプラスすれば、抗点鼻薬で弱った粘膜の殺菌にもいいだろうと考えて、1滴ポトンと落とし、そしていきなり鼻から吸ってみる……死ぬ程ツーンときた!我慢しつつ数回挑戦したものの「口から出す」というのがうまくできません。痛い目をみてから、ネットでリサーチ(遅)
これらを踏まえて、鼻うがい用アロマ塩の作成……どうしても精油は入れたいので。タッパーに塩適量、そこにマヌカオイルとNZ真性ラベンダー アヴァイス・ヒルを落としてよくかき回します。ペパーミントも入れたい気もするけれども、刺激が強そうなので冒険はしないことに。
ぬるま湯+アロマ塩で再度挑戦すると、鼻ツンは一切なし!!!そして無理はせずに鼻から入れて鼻から出すと、ずいぶん鼻づまりが緩和されて、1日点鼻薬なしで過ごすことができました。ちなみに鼻うがい、インフルエンザ対策にもよいそうです。
鼻づまりで眠れない夜にも。鼻づまり解消アロマブレンドオイル
そしてちょっと調べもの。今の状態は「点鼻薬の長期使用で鼻孔内が腫れている状態」。ということは「抗炎症作用」と「デコンジェスタント(鼻づまり解消)」が必要。鼻づまりにはミントオイルを嗅ぐとすっと通るといいますが、嗅ぐだけでは今は弱い。何かもっと直接的なことをしたい……まず、以前作ったブレンドオイル(ラベンサラ+ラベンダー)を塗ってみました。鼻(鼻翼・鼻梁・小鼻・鼻の下)全域、ほお骨エリア・おでこに少々力を入れつつ塗布します。鼻づまりの解消に効果のあるオイルは肌刺激になるものが多いので、それを避けてラベンサラを選びました。
ラベンサラはあまりポピュラーではないのですが、木の皮から抽出されるパワフルなオイルです。香りはローズマリーをもっと洗練させた感じ。免疫強化、呼吸器系への働きが強く、また強い抗菌力を持ち、インフルエンザの罹り始めにとても効果的……とされる精油です。
……劇的に鼻のとおりがよくなったとはいえないけど、なんとなく、なーーーーーんとなくいいかな、という気がする。でもなーーーーーんとなくでは物足りない。もっと劇的にスースー通したい。
そこで塗布する姿は誰にも見せられないのですが、ラベンサラ+ラベンダー、更にユーカリプタスをプラスし弱めに作ったブレンドオイルを鼻の穴の中に塗る方法を採用しました。……いいんでない?もちろん点鼻薬のような即効性はないけれど、続けたらよさそうな感じです。
効果はいかに?鼻うがい+鼻づまりブレンド
脱点鼻薬2日目明け方、我慢しきれず点鼻薬を使いましたが同日夕飯時まで使わずに済みました……これは快挙!その後4日間は1日1回でOK。5日目は味見しても一切味がせず、夕飯の支度ができない程ひどい鼻づまり😅 我慢できずに点鼻薬をしましたが、ひどく詰まっている右だけに。どこかで「片方づつ離脱する」という方法を見かけたので……そして5日目の片穴点鼻を最後に、使わなくちゃいけない程詰まっていません。ただ鼻腔が腫れている感覚はすごくあります。ホームドクターに処方されたステロイド系スプレーは結局使っていないので、使ってみたら違いがでるかな……とも考え中。
そうそう、最初の3日間、続けて水難事故系の苦しい夢をみました😨
点鼻薬の副作用、最悪の結末とは
ほとんどの点鼻薬依存は「使うのをガマンする」方法で数週間から1〜2ヶ月程度で治るようです。ただ、長期間使用を続けて重度の薬剤性鼻炎になってしまうと、鼻孔内の肉質そのものが厚くなってしまうパターンが。そうなると使用をやめても腫れが引かず、粘膜そのものを切除したり、粘膜の裏で骨を抜く手術が必要になる場合もあるとか……。どんな薬にもいえることですが、使用量を守らなくてはいけませんね(←おまえがいうな、と😓)
あれから7年、再度の中毒&最終兵器投入!
そしてあれから7年。去年3月頃から再びOtrivinに手を出してしまい、またもや1年越しの中毒に.......。クスリ怖いです、いやマジで。前回の経験から、離脱のためのステップは理解済み。病院へ行ってステロイド系のスプレーを処方してもらい、Otrivinの回数を夜1回にする。そこまでは割と楽に減らせたものの、その1回がなかなかやめられない.......。更年期症状もあり😓息苦しいと動悸が始まったりするのです。で、久々のリサーチ開始。あれから7年、何かいいもん出てないの?と。

出てました!イギリス発、サイヌスーズ・ナチュラル鼻炎スプレー
ナチュラル系鼻炎スプレーやバームはたくさん市場に出ているのですが、これまで効いた試しなし。だけどSinuSoothを試したい!と思ったのは、医学的にも証明されている成分を配合していること、そして実際に使用した医師が自身の患者にも薦めているという点。迷うことなくすぐ購入ボタンポチでした。
結論、オススメです!私の場合、スプレー離脱2日で完了しました。我ながらウソっぽいけど😅リバウンドすることもなく、もうホントにさらっと。
初スプレー、息が止まるほどの痛みがきました😨「しみる」とか「ツーンときた」ではなく、痛い。原料から想定していた以上にパンチが効いています。説明に「12歳以下のご使用は見合わせてください」とありますが、そりゃそうだろう。子供にはムリですこれ(注:12歳以下は生理用食塩水で50:50の割合で薄めてご使用いただけます......が、多分1回でイヤがります)
この痛みは鼻の中が腫れていたり、荒れているからと理解しました。いい大人の私は「痛すぎて使うのイヤだ!!」というまでのレベルではないので、使用継続。初日朝1回、そして夜中に苦しくて目が醒めるのがイヤだったので、それほど詰まってはいなかったけど就寝前に1回。
翌日は日中一切詰まりなし、夜も大丈夫そうだったのでスキップ....... 翌朝までグッスリ詰まりなし!そして3日目は一切使わず、そのまま離脱することができたのです。説明すればするほどウソッぽいんですが私には効きました、SinuSoothe(サイヌスーズ)。