不妊症、乳がん発症年齢の若年齢化。デオドラントスプレーとの関連性は?





自然派化粧品への移行。その第一歩は何を選ぶべき?





化粧品などに含まれるケミカルの怖さを本で読みました。自然派化粧品に移行していきたいと思いますが、予算があるので、すべてを一気に変えることはできません。まず、どのアイテムから変えるべきでしょうか?


私が運営しているrelish aotearoa iconは100%ナチュラル原料、ニュージーランドで作られたコスメのみをご紹介しています。ショップの特色上、お客様からこんなお問い合わせをいただくことは珍しくありません。



基礎化粧品よりも、脇用デオドラントスプレーをスイッチ



まず私の頭に浮かんだアイテムはデオドラントスプレー(消臭/制汗)。……当店では扱ってないので、商売っ気なさすぎですけど(笑)敏感肌でもなく、何かのアレルギーがある訳でもない場合、基礎化粧品やシャンプーなどは後回しでもいいように思うのです。

これまで接触性皮膚炎などが起こっていないのであれば、化粧品に使われる原料による急性トラブルはそれ程心配ありません。心配すべきなのは人工香料などに含まれる内分泌撹乱化学物質などが蓄積することによって、病変が引き起こされる可能性。

でもこれは長年の使用の結果現れるものですから、過去十数年使ってきて、更にもう数ヶ月使ったところで急激な変化があるとは思えません。その考え方でいけばデオドラントも同じなのですが、こちらの方が脇の処理後(=表皮を傷つけたあと)にも使う分、各種成分の体内への浸透率が高いのです。実際に乳がん細胞からパラベンが検出された例もありますし…… 



乳がん発症年齢の若年齢化、不妊症。デオドラントスプレーとの関連性は?


もちろんデオドラントスプレーに配合されているパラベンや制汗剤のアルミニウムと、乳がんの関連性は疑われているだけで充分なエビデンスはありません。

アメリカがん協会も現時点では「関連はないと思われる」としていますし、私はこれも一種のネット都市伝説+怖がらせ商法だと思っています(American Cancer Society: Antiperspirants and Breast Cancer Risk (10/2014)


乳がんに関しての不安はありませんがそれよりも人工香料の方が心配です。何百もの化学物質を混ぜ合わせて作る人工香料は内分泌撹乱物質を含んでいます。

そしてこれらの成分は体内に蓄積し精子奇形を引き起こしたり、母乳を通して赤ちゃんへ、それどころか胎盤を通して胎児にまで到達します。男性であれば精子奇形症や無精子症、そして女性であれば胎児への影響も0ではないのです。


→ 人工香料を避けて欲しい理由 〜不妊との関係、そして大切な子供を守るために



若いからこそ、ガンガン宣伝しているオシャレなアイテムを使いたい気持ちはよ~~~~~くわかります。更に若い間は妊娠、出産なんて遠い遠い先のこと……と現実的には受け止められない気持ちも。

でもその過信のツケがあとで回って来るかもしれない。
もちろん不妊症の原因は複雑に絡み合っていて、これ!と断定することはできません。でも私自身不妊治療の末ようやく1人、子供を授かることができたのであの苦しさ、大変さを息子、そして彼の大切なパートナーに味わって欲しくないと思うのです。

お子さんのいるお母さんに知っていてもらいたい。そして教えてあげて欲しいのです。実際に本人がアイテムを変える、変えないかは別としても。

その他はひとつづつ、徐々にスイッチしていけばいいと思うのです。避けるべき成分は人工香料です。



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