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本当は怖い点鼻薬…… 副作用のこと、知っていますか?



NZ版ナザール中毒離脱記


2010年春、生まれて初めて花粉症を発症、
とにもかくにも鼻が詰まるタイプのやつでした。

我慢が嫌いな私は何も考えず、迷わず点鼻薬に手を伸ばしたのです。
薬局で買える、知ってる人には悪名高いOtrivin……

これは日本でいうところのナザールのようなOTC薬です。

ナザールはナファゾリン塩酸が有効成分ですが
Otrivinは日本未承認の成分、キシロメタゾリンが有効成分。
使用5秒後には鼻がスッキリ通る、もの凄く即効性のある点鼻薬です。

でもその即効性と引き換えに、中毒性もかなり高い(^^;
薬屋さんで購入するときには必ず念押しされます。

一日3回まで、5日以上連続して使っちゃいけないのはご存知ですよね?

ナザール中毒はどうやって起こるのか?

キシロメタゾリンもナザールのナファゾリン塩酸と同じ、
血管収縮剤です。

血管収縮剤が鼻づまりを改善させるメカニズムとは:

鼻粘膜の血管を収縮させる

急激に粘膜の体積を減少させる

鼻の通りを良くする


鼻づまりを一瞬で治してくれるだけなら
こんな素晴らしい薬もないのですが
世の中そんなうまい話はなかなかありません……

リバウンドがあるのです。

ヒトの体とは不思議なもので、薬で血管を抑え続けると
血管は薬に負けるか!!というように、反対に増生します。

すると今度は:

点鼻薬の効果が少なくなる

大量に、頻繁に使うようになる

ますます血管が増生する

鼻粘膜が充血、膨張。
薬が一切効かなくなる


最終段階では点鼻薬をすると鼻孔内が痛んだり、
鼻水に血が混ざったりします。

こうなると「薬剤性鼻炎」という立派な病名がつきます。



点鼻薬依存からの離脱、一番大切なのは「強い意志」


使い始めて半年、「これはちょっとマズイかも」と
ホームドクターに相談に行ってきました。

すると始まりは確かに花粉症だったかもしれない、
でも今は依存症になってしまっていて
鼻づまりが慢性化し、リッパな薬剤性鼻炎……との診断(^^;

依存症の典型、鼻粘膜もバッチリ腫れていて、
その上ポリープまで出来ているとのこと。

とにかく強い意志を持って止めなくちゃダメ!!」といわれ
「これなら何年使っても大丈夫だから」と
ステロイド系(ベクロメタゾン)の点鼻薬を処方されました。

即効性はないけど、抗炎症作用もあるし、
何週間後になるかわからないけど必ず効くからね、と。

家に帰って調べてみたらコレ、ステロイド系なんですねぇ。

もちろん悪くはないんだろうけど、
正直なところ何となく躊躇してしまい
まずはちょっと違うことを試してみることにしたのです。

「ちょっと違うこと」
……もちろんアロマテラピーです(笑)



開始前の調査は必須……鼻うがいの方法



私と同様、点鼻薬中毒経験者の友人曰く
鼻うがいの効果は絶大で、
2週間程で点鼻薬中毒から離脱できたとのこと。

これを聞いて早速実行。
それも鼻うがい未体験・今後の人生でも一切やる気なし
夫の無知識、無責任なアドバイス
鼻から水吸って口から出せばええねん」のみで(爆)

マヌカオイルをプラスすれば、
抗点鼻薬で弱った粘膜の殺菌にもいいだろうと考えて
一滴ポトンと落とし、そしていきなり鼻から吸ってみる……

死ぬ程ツーンときた!!!!
我慢しつつ数回挑戦したものの
「口から出す」というのがうまくできません(^^;

一度痛い目をみてから、ネットでリサーチ(遅)

【重要ポイント】
→「ぬるま湯100mlに対して塩1g」入れると鼻ツンを回避できます
→ 無理に口から出さなくてもOKです


これを踏まえて、鼻うがい用アロマ塩の作成……
どうしても精油は入れたいので(笑)

タッパーに塩適量、そこにマヌカオイルとNZ真性ラベンダー アヴァイス・ヒルを落としてよくかき回します。

ペパーミントも入れたい気もするけれども、
刺激が強そうなので冒険はしないことに。

ぬるま湯+アロマ塩で再度挑戦すると、鼻ツンは一切なし!!!

そして無理はせずに鼻から入れて鼻から出すと、
ずいぶん鼻づまりが緩和されて、
一日点鼻薬なしで過ごすことができました。

ちなみに鼻うがい、インフルエンザ対策にも良いそうです。
うがい姿は誰にも見せられませんけど(爆)



鼻づまりで眠れない夜にも。鼻づまり解消アロマブレンドオイル



そしてちょっと調べもの。
今の状態は
点鼻薬の長期使用で鼻孔内が腫れている状態」。

ということは
抗炎症作用」と
デコンジェスタント(鼻づまりを解消する)」が必要。

鼻づまりにはミントオイルを嗅ぐとすっと通ると言いますが、
嗅ぐだけでは今は弱い。
何かもっと直接的なことをしたい……

まず、以前作ったブレンドオイル(ラベンサラ+ラベンダー)を
塗ってみました。

鼻(鼻翼、鼻梁、小鼻、鼻の下)全域、ほお骨のあたり、
おでこに、少々力を入れつつ塗布します。

鼻づまりの解消に効果のあるオイルは肌刺激になるものが多いので、
それを避けてラベンサラを選びました。

ラベンサラはあまりポピュラーではないのですが、
木の皮から抽出されるパワフルなオイルです。
香りはローズマリーをもっと洗練させた感じ。

免疫強化、呼吸器系への働きが強く、また強い抗菌力を持ち、
インフルエンザの罹り始めにとても効果的……とされる精油です。


……劇的に通る訳ではないけど、なんとなく、
なーーーーーんとなくいいかな、という気がする。

でもなーーーーーんとなくでは物足りない。
もっと劇的にスースー通したい。

そこで塗布する姿は誰にも見せられないのですが、
ラベンサラ+ラベンダー、
更にユーカリプタスをプラスした弱めに作ったブレンドオイルを
鼻の穴の中に塗る方法を採用しました。

……いいんでない?

もちろん点鼻薬のような即効性はないけれど、
続けたら良さそうな感じです。



↑ 精油やブレンドオイルを数種類買って、自宅でブレンドを作るのは面倒くさい……
そんな場合には既製品が便利。
経験上、デコンジェスト/呼吸器系の作用を持つ精油であれば、どれをチョイスしても大差ありません。


鼻うがい+鼻づまりブレンドの効果は……?



脱点鼻薬二日目明け方、我慢しきれず点鼻薬を使いましたが
同日夕飯時まで使わずに済みました……これは快挙!

その後4日間は一日1回でOK。

5日目、夕飯の支度が出来ない程ひどい鼻づまりでした。
味見しても一切味がしないのです(^^;

我慢出来ずに点鼻薬をしましたが、ひどく詰まっている右だけに。
どこかで「片方づつ離脱する」という方法を見かけたので……

そして5日目の片穴点鼻(笑)を最後に、
使わなくちゃいけない程詰まっていません。

ただ鼻腔が腫れている感覚はすごくあります。

ホームドクターに処方された
ステロイド系スプレーは結局使っていないので、
使ってみたら違いがでるかな……とも考え中。

そうそう、最初の3日間、
続けて「水難事故系」の苦しい夢をみました(笑)


点鼻薬の副作用、「最悪の結末」とは


ほとんどの点鼻薬依存は「使うのをガマンする」方法で
数週間から1、2ヶ月程度で治るようですが、
長期間使用を続けて重症の薬剤性鼻炎になってしまうと
鼻孔内の肉質そのものが厚くなってしまうことがあるようです。

そうすると使用をやめても腫れが引かず、
粘膜そのものを切除したり、
粘膜の裏で骨を抜く手術が必要になる場合もあるとか……

どんな薬にも言えることですが、使用量を守らなくてはいけませんね。












Originally written in 04/2010


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